「これほしい!」と言われて嬉しかった #やりやらグッズ化計画

なんと動画で撮ってくださった

幻冬舎から発売された板垣雄吾‎さん著『やりたくないことはやらなくていい』という書籍の販促グッズを企画段階からご提案しました。
ただグッズを作るだけでなく、書籍の内容に即したアイテムを考えたのでご紹介します。

#やりやらグッズ化計画

冒頭でご紹介したマグ以外にもグッズを考えました。
きっかけは私が所属するオンラインサロン「前田デザイン室」で、オーナー前田さんからのある日の投稿です。

「【やりやらグッズ化・決定!】装幀のデザインを使ったグッズにします。デザインやりたい人がいたらぜひ。あくまでも『やりやら』の販促。」

前田さんは先ほどの「やりたくないことはやらなくていい」という書籍の装丁デザインをされており、その繋がりでグッズ化の話も進んだようでした。

これを見た瞬間、

これは本職の自分の出番なのでは…?!!

とテンションが上がりまくった私は、すかさず「やりたいです!!」と書き込みました。

「やりやら」の装丁のデータを使うということ以外は自由で、みんな思いついたものをどんどん書き込んでいく形式でした。

前田デザイン室のメンバーは投稿のスピードも早いので、「これはうかうかしていると出遅れるぞ」と思い、

社長に「もしかしたら仕事になるかもしれないんで!」と断りを入れて、堂々と平日の朝イチから、会社のパソコンでグッズ案を作り始めたのでした。(※私は会社に所属しています)

とにかくスピード重視で具体的にモックに落としたイメージと共に書きこんでいきました。

途中で前田さんから「#やりやらグッズ化計画 というハッシュタグつきでツイートしよっか!」というコメントが。

アイコンがかわいいので、正直そのままで何にでもグッズにできるんですが、「あくまで #やりやら の販促」という前田さんの一言が刺さっていたので、多少なりとも本と関係があるものにしたいなあと思って考えたグッズたちです。

本≒文房具 という発想だったり、著者である板垣さんの会社「アイリメーカー」関連のスマホケースやバッテリーだったり、「やりたくな〜い」の顔だけの柄から「やりたい!」に変化するマグカップだったり。

本業を横に置いてほぼ一日半これに使ってしまいましたが、非常に楽しかったです。

グッズの面倒な見積もりもお任せあれ

この企画には前田デザイン室の他のメンバーもたくさん提案しています。(本当にたくさんあるので一部抜粋で失礼します)

数日後、前田さんから再び投稿が。

「グッズ決定!この画像に入ってるやつ。作った人、だいたいの見積りとスケジュールちょうだい!」

ここでも私の本領発揮といっても過言ではないと思いました。

ぶっちゃけ見積りってめちゃくちゃめんどくさいですよね?

デザインと数量と価格が、初めに思った通りにすんなりはまる事なんてまずほぼないのです。メーカーさんと一番良い妥協点を探っていきます。イメージも都度都度変更しなくちゃいけません。

1アイテムだけなら楽しいかもしれません。が、そのやりとりを、限られた時間の中で何アイテムも同時にやるわけです。「こんなに制約が多いのか」とうんざりしたことも何度もあります。

今は、色々なグッズを作ってきた経験のおかげで、

「どんな素材で」「どんなデザインで」「どういう加工がベストか」「加工の際、どういう課題が起きそうか」という大体の予想がつくので、かかる時間もだいぶ効率よくなってきていると思います。

また、逆に制約を利用して「こんなことができないだろうか?」と提案できることも増えました。

選んでもらった自分の案と、ほかの人の案の一部を、見積りを取らせてもらいました。

※価格の部分は削除しています

・紙コップ
自社の付き合いのあるメーカーでは最少ロット5,000と言われてしまったので、ネットで検索した業者を紹介しました。

・キッズTシャツ
小ロットだからと言って必ずインクジェットの方が安いというわけでもないです。

・フローティングペン
いつか裸になるタイプのやつの加工やりたい。

※価格の部分は削除しています

・ブックカバー
本当は本革のが欲しいけど、高くなってしまうのは容易に想像がついたので、本革・合皮・キャンバスで見積を取りました。

※価格の部分は削除しています

・うちわ
紙製だとロットが大きくなるのは予想がついたので、PP製でも提案。

※価格の部分は削除しています

・シール、ピンバッジ
このあたりはよく作るものなのでいつも通りに。

※価格の部分は削除しています

・メタモマグ
見積を取ってわかった事ですが(今でもこういう事はたくさんあります)、温度で変化するインク、通称「メタモインク」を扱っているメーカーによって色の変化の仕方が違う!しかも、プリント方法も価格も全然違う!

当初イメージしていたものは再現が難しいということがわかりました。プリント方法別で、ランダムパターンと整列パターンを提案しました。

製造決定、サンプル到着

冒頭のマグの話に戻ります。
最終的に、私が担当させてもらったものの中では「メタモマグ」が製造決定!

お湯を入れると「やりたくない」の顔だけが消えるようになっています。

ものができると、画面上やプリントしただけのものとは明らかに違う質感や見た目に、毎回感動します。

今回も、思っていた以上の可愛さに自分でも大満足!板垣さんご本人にもたいへん喜んでもらえて、すごく嬉しかったです。

おわりに

ただグッズを作るだけでなく、何のためのグッズなのか?今回なら書籍の販促なので、本の内容にあったグッズをご提案しました。
また煩雑な見積もりや仕様の選定も、約10年のグッズデザイン経験を生かして最適なものをご提案できます。

面白いグッズの開発、またこんなグッズ作りたいけど何がいいかわからない〜という方はお問い合わせください。

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